2021年4月7日に損保ジャパンのニュースリリースでこんな発表が出ました。
ワーケーションの普及を支援する新商品の発売
~中小企業や個人が被るワーケーション中のリスクを補償~
[st-kaiwa2]おぉ〜。ワーケーションにも保険ができたんだね![/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1 r]そうだね!どんな保険か見てみよう![/st-kaiwa1]
目次(押すと記事にジャンプできます)
そもそもワーケーションにはどんなリスクがあるのか?
人のリスク
保険が生まれるということは、未来に起こりうるリスクについて人々が不安を持っているという背景があるでしょう。
ではワーケーションを思い浮かべた時にどんなリスクがあるでしょうか?
[st-kaiwa2]ワーケーション先で事故を起こしてケガしちゃったどうしよう?[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1 r]そうだねうしちゃん、ワーケーション先での想定外の事故は起こりえるよね。[/st-kaiwa1]
人が移動するということは当然なんらかのリスクは伴います。ワーケーションも例外ではなく、ステイ先での事故やケガ、入院などが発生してもおかしくありません。
物・ことのリスク
人以外に考えられるのが物・ことのリスクです。
[st-kaiwa2]社用PCを落として壊してしまったときも不安だなぁ[/st-kaiwa2]
[st-kaiwa1 r]Wi-Fi環境の脆弱性により、重要データが外部流出しちゃうリスクもあるね[/st-kaiwa1]
ワーケーションは新しい制度なので、取り入れる際のリスクは他にも容易に思い浮かぶかもしれませんね。今回損保ジャパンより発表のあった保険はこれらをカバーする内容になっています。
ニュースリリースより抜粋してわかりやすくまとめてみました!
ワーケーション保険の概要
中小企業向け「ワーケーションマスター」
中小企業が社員のために加入する保険です。
◾補償内容
① 企業が従業員へ貸与している業務用機器(ノートPCなど)の補償
② 貸与ノートPC内のプログラムやデータの補償
③ 旅先でのケガの補償(地震・噴火・津波によるケガを含む)
①は、企業所有のPCを社員が誤って落として破損させてしまた際の修理費などが補償されます。
②は、企業所有のPCを使った社員が滞在先で不正アクセスの被害に遭い、会社所有の重要データに生じた損害が補償されます。
③は従業員がワーケーション先で転倒しケガで入院した際の補償や後遺障害補償など、ニーズに応じて必要な補償を組み合わせることができます。
中小企業向けに嬉しい付帯サービス
中小企業向け「ワーケーションマスター」に加入すると無料でさまざまな付帯サービスがついてくるようです。
【一例】
・ホテル優待サービス
・労務リスク診断サービス
・就業規則チェックサービス
[st-kaiwa2]中小企業には嬉しいサービスだね![/st-kaiwa2]
個人向け「ワーケーションサポートプラン」
ワーケーションをする本人が個人として加入する保険です。
◾補償内容
① ケガの補償
② 賠償責任を問われた場合の補償
③ 携行品の補償
④留守中の家財盗難の補償
①は、出発から帰着までの事故やケガで生じた保険(死亡・後遺障害・入院・手術・通院など)が補償されます。
②は、対象期間中の事故により他人に負わせたケガや物損が法律上損害賠償責任となる場合に補償されます。
③は対象期間中に事故により携行品に損害が生じたら補償されます。
④は対象期間中に留守宅内の家財が盗難に遭ったら補償されます。
[st-kaiwa1 r]個人向けプランは、国内旅行保険と内容が似ているよ。自分にとって都合の良い方を選ぼう。[/st-kaiwa1]
ちなみに個人向けプランは、対象となる期間の長さにかかわらず、保険料はワンコイン(500円)で加入できるプランがあるようなので、長期間滞在の場合は国内旅行保険よりもおトクに加入できる可能性ありですね。
さいごに
いかがだったでしょうか?
実際の販売は4月中ということで、具体的な保険料やプラン詳細はこれから追加で発表される予定です。今後、ワーケーション人口も増えていくので特化した保険が出てくるというのは推進の後押しにもなりそうですね!
ワーケーション導入に不安な方は今後の動き、ぜひ注目してみてください〜!