旅が好きだから旅行会社に就職したい、という思い。
旅好きなあなたなら就職活動の時にそう思ったことがあるのではないでしょうか?

以前、こちらの記事で旅好きの人が旅行会社に就職して楽しく働けるか?について案内しました。
-
-
【好きを仕事に】旅好きが旅行会社に就職して楽しく働けるか?
旅行が好きな人なら、旅行会社に就職したい!と1度は考えたことありませんか? うしちゃんあるある〜。 でも、好きなことを仕事にして、本当に楽しく働けるのか不安もあるなぁ〜。 ...
続きを見る
もちろん、旅好きが旅行会社で楽しく働くことはできますが、今回は旅が好きで、自分も旅行を楽しみたい人には旅行会社より航空会社をオススメする理由をご案内します!


【モモ先輩略歴】
・大手旅行会社の現役社員、しごと歴15年目のバリキャリ女子
・航空会社との人脈パイプが太い
・店頭での接客から添乗、ツアーの企画造成を経て、今は法人営業を担当
・趣味は旅行!
・好きな国内旅行先は軽井沢。ムササビウォッチがおすすめ。
・好きな海外旅行先はフィンランド。森林でモモンガに会えるかも!
目次(押すと記事にジャンプできます)
旅行会社に就職すると旅行しづらくなる理由
旅行に対するインセンティブ(報酬)が少ない
旅行会社に就職したら、さまざまな旅行の割引が受けられる!と思いますよね。これは間違いではありません。旅行会社向けの格安モニターツアーやホテルからの割引優待は存在します。

ホテルからの優待割引も、最近ではインターネットで予約した方がお得になるケースも多いのが現状ですね。


ひつじ自身も実は旅行業界に身をおいていた時代があります。確かに、何らかの優待割引は存在しているのですが、自社主催ツアーでも平均して10%程度の割引率でした。思ったよりも安くならないなぁというのが本音です。

休みたい時に休みが取りづらい
街の旅行会社を想像してみてください。モール内に入っている大手旅行会社は、土日も営業しています。配属部署にもよりますが、旅行会社は休みが土日とは限らないケースがあります。

間接部門であればカレンダー通りの休みで、比較的休みも取りやすいかもしれませんね。シフト勤務の場合はかなり早い段階でお休みを申請する必要があるので要注意です。

旅行をしたいなら旅行会社より航空会社で働くことをオススメする理由
航空代金のインセンティブがハンパない

航空会社としては、福利厚生ではなく体験搭乗と位置づけているようですが、社員に対して自社便にかなりお得に乗れるような制度があります。



そうなんです、航空会社社員は自社便(国内線)に無料で搭乗できます!これはかなりお得ですね。

どのぐらいお得かというと、例えば羽田ー沖縄間の普通運賃は約47,000円です。9割引きだと約4,700円で搭乗ができるワケです。

同様の制度が国際線にも設定されているそうです。割引率は国内とは違いますが、例えば東京ーハワイが往復2万円ぐらいで行けてしまうぐらいのイメージだそうです。

飛行機を使った旅行なら、国内日帰り弾丸ツアーで毎週楽しむことも可能です。東京ー大阪の往復で無料〜5,500円ぐらいで旅行できてしまいます。


自由な働き方が実現できる
自由な働き方が実現できる、といっても航空会社の仕事は多岐に渡ります。空港やコールセンターなどの場合は早番と遅番、休日も関係なくシフトで固定されます。パイロットやキャビンクルーも同様です。
今回参考にしていただきたいのは、オフィス勤務の部門で働く航空会社社員の例です。
近年、航空会社の働き方改革は進んでいて、ワーケーションやフレックス勤務、テレワーク勤務が浸透しています。

現役の航空会社社員の方に聞いてみたところ、フレックスにコアタイムは存在しておらず、「今日は2時間だけ働いて、後はバケーション」という働き方もできるそうです。しかも事前に申請は不要で、基本的には当日の社員の選択に委ねられているとか。(もちろん、チーム内でスケジュールは事前に共有しあっています)
働きやすい環境整備の推進は、旅行会社よりも航空会社の方が進んでいますね。
今年の就職活動は、旅行会社・航空会社のどちらの業界にとっても苦しい時期ではありますが、数年後にどちらの就職が自分の生き方に合うか考える上で参考になれば嬉しいです。