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ひつじの航空コラム

航空会社、淘汰されるならば、その方がいいのかもしれない

2020-04-23

いよいよ国内の航空2社の減便運休の数も膨大な数になり、国際線の定期便は9割減になったとか。

膨大な金額の資金調達、従業員の休業に解雇。いかに自衛するかの日々。。

でもこれを機に航空業界で、世界で何かが変わる良い事があるとすればなんでしょうか?

毎日どれぐらいの便数が飛んでいるの?

FlightRadar24で北米やヨーロッパや東南アジアは見たことがありますか?
どの大陸でもそうなんですがとんでもない数の航空機が飛んでいるんです。

羊の群のように見えてしまうのはワタクシだけでしょうか。。

参考出典:flight radar24

平時であれば今この瞬間でどれだけの航空機が飛んでいるかというと15,000機ほどが飛んでいるとか。航空需要がこれからどんどん上がってくるという試算が出ておりますが果たしてそうなのか。

航空機を飛ばすから需要が増すのか、需要があるのかそこに飛ばすのか。。

卵が先なのかニワトリが先なのかに近い話!

航空機メーカーであるボーイングの調べだとこれからアジアの航空機需要はとても多く、機体の需要は高いとか。それはメーカーだから造る機体が無くなると困りますよねーー。

羊飼いたるパイロットたちも不足しているというのはこれからパイロットを目指す人には追い風!

航空機が空から消えることによるメリットも弊害もあって、最近のニュースではニューデリーやロサンゼルスの空がめちゃくちゃきれいになったとか。

走っているクルマが激減したことによるものらしいのですが、PM2.5がおおむね3、4割減った模様で空がとてもキレイになったとか。

以前の記事で書いた通り航空業が排出する二酸化炭素は全体の2%と言われております。
かなりの国際線が停止しているのでこのあたりも少なからず影響はしていそうです。

飛び恥だ!環境問題から見る航空業を考えよう

航空機が飛ばない世界ってどんな世界?

では、航空機が空を飛ばなくなるとどうなるか?当然ですが移動の自由が奪われるということ、
国際化が進んだ現在ではこれはとても致命的。

とはいえこのコロナ禍でビデオ会議やテレワークが進んで、無駄に行かなくもいいのでは?
という流れがこの後は進む可能性もありますよね。

全社員が在宅勤務になって不要だからとオフィスを解約してしまう会社が出てくるぐらいだから、
コロナ後はどんな産業であっても社会のあり方は必ず変わってくるはず。

必ず会ってとか、現地で現物を見てとかそういった価値観がどう創出されるかによって社会のあり方は結構変わってくるのかなと。

航空産業もヒトを乗せる理由や、モノを動かす理由を考えていかないとコロナ後は
どんどん淘汰されるのだと思う。

今回のコロナ騒ぎで過当競争に巻き込まれている航空会社は、かなりの数が淘汰されるのでは無いかと思います。

確かに日本ー韓国なんて『そんなに必要か』ってぐらい飛んでいるのです。

この状況だと航空会社は、固定費が払いきれず政府が保証せずに放置すれば2ヶ月ともたない会社がほとんどなので潰れる会社が出てくるわけです。

雇用機会が失われて路頭に迷う人が増えたり、航空機が余ってしまったり、債権放棄しなくてはならなかったり困る人は増えるとは思うのですが、それはそれで、ある程度淘汰されるならその方がいいかもしれない。

統合する会社、買収される会社、政府の管理下に入る会社、清算される会社、さまざまあっていいと思います。

新たな価値観の世界へ行くのも悪くない

社会のあり方として必要なところに必要なだけ、需要があるところに供給し無理に需要をつくる必要も無くなる社会になるのではないかなと思います。

航空会社が今後よりビジネスジェットのような動き方をしてもいいし、個人にカスタマイズしたプランが出てきたっていいと思う。

必要な時に必要なところへ必要なだけ飛ぶという仕組みが、このコロナ後にあるのは間違いないと思います。

ガラガラで定期便が飛び続ける仕組みってどうなんだろうと思えば、コロナ後の世界は価値観が変わっていくかもしれません。

ライドシェアリングのような仕組みだってあっていいし、募集型旅行のようなフライトだってあっていい。もっと合理的で環境に配慮した持続可能な飛び方は必ずはず。

部屋にずっと居ながら、気が付けば航空機が飛んでいる光景も様変わりしていくのだろうなと思うとどんな形が環境にとって、社会にとって、経済にとってベストなのかを考えるにはいいタイミングなんだと思います。

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