[st-kaiwa1 r]航空会社は100年に1度の危機だからね!でも国内に特化している航空会社は需要が回復していきているから採用をスタートしているところもあるよ![/st-kaiwa1]
[st-kaiwa1 r]今回はスカイマーク 、スターフライヤー、エアドゥの採用状況をチェックしながらどう対処するべきか解説してみます[/st-kaiwa1]
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大手2社以外の航空会社も採用は見送り傾向
先日こちらの記事でJAL ANAの採用状況をチェックしてみました!ANAグループはほとんど採用をストップしておりJALは自社養成パイロットとグループのIT部門だけが採用を行っているような状況でした。
実はこの傾向はスカイマーク 、スターフライヤー、エアドゥにおいても同じでこのコロナ禍にあって何をしぼって何が必要なのかが分かると思います。
実はどの会社もANA傘下
ちなみに今回はスカイマーク 、スターフライヤー、エアドゥなのですが全てANAホールディングスの資本が入っている会社で全て17%前後出資されておりそこまでANAの状況に左右されることはなく経営が進められる程度の出資比率です。
ちなみにちなみに第3局として独立運行をする!ということではじまったスカイマークは2015年に経営破綻しそこから再生の道を辿っており2022年にも最上場を目指していると言われております。
今回はこのスカイマークしかほとんど採用を行っておらず他の2社はやや劣勢といったところかもしれません、、売上規模的にもスターフライヤー・エアドゥとは異なります。
スカイマーク 、スターフライヤー、エアドゥの採用状況
それぞれ2021年度はかなり採用人数をしぼっておりスカイマーク 81人、スターフライヤー 14人と厳しい状況であることに変わりなく2022年度入社は正直、コロナウィルスの感染状況とワクチンの普及具合を見ながらになるのだろうと思われます。
そうは言ってもパイロットと一部は総合職などの採用はありましたよ。
スカイマーク
募集の職種は・事務系スタッフ・技術系スタッフ・ITスタッフとなっておりそれぞれ若干名とのこと。またパイロットと客室乗務員は検討中なようで現状はまだ不明です。
4/28の発表で正式にパイロットと客室乗務員の募集は見送りになりました。
2021年度入社は客室乗務職:27 名、旅客職:35 名、ランプハンドリング:16 名、IT スタッフ:3 名とあって運行に関わる直接部門の採用がメインでした。
[st-kaiwa1]まともに航空系で関節部門の総合職を募集しているのはスカイマークぐらいかもしれません。[/st-kaiwa1]
スターフライヤー
運航乗務員(副操縦士)候補者を若干名のみで整備・客室・総合職は採用中止でしかも運行乗務員候補者は事業用操縦士等ライセンス保有者対象なので航空大学か養成機関を経ての入社する人のみの対象ということになりますね。
エアドゥ
B737/767の機長の募集のみ。。これは新卒ではなく完全に中途採用ですね〜状況的にはスターフライヤーと同じような状況です。
ということで現状は全てストップしていると言えます。。報道では採用再開できるよう調整しているとのことですが今のところは厳しい現状と言えましょう。
[st-kaiwa2]パイロットの採用はちょっとなぁ[/st-kaiwa2]
スカイマーク 、スターフライヤー、エアドゥそれぞれの採用今後の見通し
何はともあれ直近での運行率が99%まで戻せているのは国内で唯一スカイマークだけでエアドゥは59%、スターフライヤーは64%とそのまま採用に直結している部分もあります。
スターフライヤーは北九州拠点、エアドゥは北海道が拠点とあり地域の航空会社という側面もあり規模感の面からもしばらくは生き残ることがメインになってくるとなるとしばらく採用活動はチャンスがなさそうです。
スカイマーク は最上場を鑑みている
[st-kaiwa1]スカイマークの佐山会長もこんなようにに申し上げていましたよ。[/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2]佐山会長のアイコンかわいい♪でも国内線だけで再上場は今後厳しくないかな?[/st-kaiwa2]コロナが収束して、今年の7〜9月が2019年に近いくらいに戻れば、上場が見えてくるということは以前から申してました。コロナ次第ですね。これからもよろしくお願いします。 / スカイマーク、22年春にも再上場申請へ (Aviation Wire) #NewsPicks https://t.co/U6bUnflYVS
— 佐山展生 Nobuo Sayama (@nsayama) April 3, 2021
[st-kaiwa1 r]本当にコロナ次第なのですが上場へ向けて舵を切っているので路線の拡充や人財の補充はありそうで、唯一?運休になっているサイパン線や国際線もコロナ後は拡充するという方針を明言されているよ![/st-kaiwa1]
[st-kaiwa2]それにしても現状でもって99%の運航率に持っていけるって国内線はかなり優秀な路線網を敷いているよね〜すばらしい[/st-kaiwa2]
ひつじの考察
スカイマークの会長でありインテグラルの代表パートナーである佐山さんは自らテクノロジーの勉強をするほどに熱心な方なのです。
実際に佐山さんが社内の課題でかなりのことをITを使って解決できるということを身をもって感じてテックキャンプに年末年始を使って1週間入り浸りで勉強をされていたとのことですよ〜こちらの記事まじめにプログラミングを学びたい人はまずここに来たほうがいい
近年の採用においてもそうなのですが率先してIT人財を積極的に採用していてこのツイートにある通りわざわざ別枠で採用しています。
スカイマーク、21年度は業績悪化て採用活動ストップしましたが、既に内定を出していた方について入社して頂きました。
ただ、ITスタッフ3名(大卒)のみ採用活動を再開する旨プレスリリースをして採用しました。
… #NewsPicks https://t.co/D9Ksg2Ybbo— 佐山展生 Nobuo Sayama (@nsayama) April 2, 2021
【2022年度版】急がば回れ航空会社で採用されるには?JAL/ANAで働きたいあなたへの記事でもお伝えしているのですがJALが自社養成パイロット以外に唯一採用しているのがグループのIT部門のみ。
何が求められていてそれぞれの会社で何が解決できるのか考えるべきですよね
[st-kaiwa2]でもそんなこと言われてもテクノロジーのことなんてトンチンカンだよ(T_T)[/st-kaiwa2]
まとめ
[st-kaiwa1 r]うしちゃん、だいじょうぶです安心してください。[/st-kaiwa1]
今回は唯一まともに採用が展開されそうなのはスカイマークのみという感じでした。
ひつじが思うにはスカイマークに限らずテクノロジーやITリテラシーの高い人財に勝機があると踏んでおり、佐山会長の発言からもお分かりいただけると思います。
もし不安があるのならテックキャンプでITリテラシーを高めて旅客、運輸の業界へ飛び込もうというのもアリなわけでいきなりガッツリとプログラミングができる必要もなくこの部門は理系である必要もなく文系の就活生にも取っつきやすくチャンスはあるのではないでしょうか^ ^