[st-kaiwa1 r]ようやく日本のメディアでも報じられるようになってきたので盛り上がったいくとうれしいですね♪[/st-kaiwa1]
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正式にエアレースに室屋さんが参加と発表されたよ
前回お伝えした室屋さんがついに正式にWorld Championship Air Race(以下WCAR)へ参加との一報が届きましたね!Aero/GP1(以前のマスターズクラス相当)のパイロットとして参加と決定しており12枠あって最後のエントリーなった模様です。
前回の記事はこちらですよ〜【2021年版】室谷義秀さんが大活躍したエアレースが再開されるよ!
こんな室屋さんのツイートがありました
2022年に開幕する新生エアレース”World Championship Air Race”への参戦が正式に決定しました。
レーストラックで再び世界トップクラスのパイロットたちと戦えることを楽しみにしています!#airrace #エアレース #WCAR #YoshiMuroya #Lexus #Breitling@TheAirRace pic.twitter.com/r3m7FrNshi— Yoshi MUROYA (室屋義秀) (@Yoshi_MUROYA) May 2, 2021
今回室屋さんが参加するAero/GP1というのは従来のレッドブルエアレースを継承した形のレースであって我々も馴染みが深く見慣れているのでうれしいですよね。
これ以外にル・マン形式の複数のパイロットでチーム戦を繰り広げるAero/GTというクラスも開催しこれもポイント制で世界一を競うようです。
エアレースというとWRCのようにタイムアタックをするレースがピットインしつつどのようにレースとして成立させるのかとても楽しみですよね♪
[st-kaiwa2]ピットインも込みでレースになるのかな??[/st-kaiwa2]
現状で決まっているパイロットたち
!
ダリオ・コスタ(イタリア)
フロリアン・バーガー(ドイツ)
メラニー・アストル(フランス)
マルティン・ションカ(チェコ)
パトリック・デビッドソン(南アフリカ)
ミカエル・ブラジョー(フランス)
ベン・マーフィー(イギリス)
ピート・マクラウド(カナダ)
ケビン・コールマン(アメリカ)
フアン・ベラルデ(スペイン)
室屋義秀(日本)
数名は前回のチャレンジャークラスからの参加で今回は12番目に我らが室屋がエントリーとあって少し焦ったところでもありますね。
今回は室屋の宿敵マティアス・ドルダラーは参加せずにチームの顔として参加して門下生のフロリアン・バーガーが飛ぶことになりました!
マイケル・グーリアンやニコライ・イバノフなどの面々は最初の12名にはエントリーされていないのでシーズンを追って参加があると嬉しいですね。
初の女性エアレースパイロット
<https://airrace.redbull.com/ja>
メラニー・アストルはフランスのパイロットで2017年のチャレンジャークラスで女性として初めて優勝を飾ったパイロットであり、エアロバティック出身のパイロットです。
Gや速度制限などあり安全が担保されている代わりに身体的な能力差があまりないので性別や年齢に関係なく競技に参加できて真剣勝負できるのがエアレースのおもしろいところであり素晴らしいところです!
[st-kaiwa1]多様性という意味ではやや白人に寄りすぎている気もしますが。。[/st-kaiwa1]
アドバイザリーボードはこんな人たち
コントロールタワーで『Smoke On!!』の掛け声をかけるのも悪天候でレース中止の可否を判断するのも彼らがあってこそのエアレース。
[st-kaiwa1]ポールボノムはもはや殿堂入りですね。[/st-kaiwa1]
往年のメンバーで当初の形は再現されそう
ポール・ボノム
ナイジェル・ラム
スティーブ・ジョーンズ
ジム・ディマテオ
ジンボ・リード
カースティー・マーフィー
注目したのはこの2人
おおよそ100レースしてただの一度も事故が起こらず死傷者も出ていない安全なレースを作り上げているのはこの2人、スティーブ・ジョーンズとジム・ディマテオが居てのこそあってボーッとなんとなく見られているのも彼らの尽力がとても大きいことと言えます。
最速370km/h(200ノット)で飛んでいく飛行機をコントロールしながらレースでありショーであるのは簡単なことではないですよね〜それにしてもこんな大規模なレースをレッドブルがメインでよくやっていたなぁと思うばかりです。
環境を意識したレースへと変貌していく
そして前回も取り上げたのですがWCARはレースとしてエコフレンドリーな形へしていくことを明確に打ち出しておりとても詳細にその内容を明らかにしていっているのです。
サスティナブルなレースのフォーマットを徐々につくっていくよ
[st-kaiwa2]実はあのスモークもCO2を一切排出していないんだよ[/st-kaiwa2]
WCARはレースを第5シーズンまでにカーボンフットプリントをゼロにすることを目標としており挑戦的だけど持続可能性戦略の一環として、第3世代のバイオ燃料がチャンピオンシップで主要な役割を果たすとしております。
まずは従来型のジブコエッジやMXSのレース機で2022年シーズンを開始し、エアレースは航空宇宙エネルギー技術パートナーと協力して、代替の低排出で再生可能な航空燃料の最新の開発を取り入れています。
おそらくミドリムシや藻などを使ったバイオ燃料を使用することを前提の目標なんだと思われますがこれは自動車や船舶に比べて1番ジェット機が難しいといわれている分野ですよね。
ここにエアレースが実用化への一石を投じられたとしたら果たす役割はとても大きいものだと思います。
[st-kaiwa1]シブコエッジとMXSはアメリカの競技用飛行機のことだよ〜[/st-kaiwa1]
電動化していくエアレース
垂直離着陸(VTOL)機能を備えたレースマシンで競技を行うことを5シーズン目までに実施するとしているのです!これは正式にサイト内でうたわれているのでフォーミュラEのエアレース版が早かれ遅かれ登場することは間違い無さそうですよね!
ドローンレースみたいなものは開催されつつあるので確かに遠くはなさそうですよね〜とにかくヨーロッパが母体とあってより持続可能なレースにするという意志の現れが明確で取り組みが具体的です。
今回はここまで!よかったら前回の記事でもレッドブルエアレースを説明しているのでぜひ参考にしてくださいね【2021年版】室谷義秀さんが大活躍したエアレースが再開されるよ!