コロナが蔓延して早くも1年が過ぎました…海外旅行が恋しいひつじです。
今回は久しく利用していない国際線のJALの機材に国内便でも乗れてしまう!という裏ワザをご案内します〜!

目次(押すと記事にジャンプできます)
JAL国内便で国際線シートに乗る方法!
必ず国際線仕様機材になっている国内線はあるのか?
結論から申し上げますと「この便を選べば必ず国際線機材に乗れる」という確約のある便はありません!


ヒントはWEBの空席照会にあり!
ひつじがたまたま羽田ー札幌線の空きを調べたときにそれは現れました。
便名・機材の下に「国際線仕様機材」との表示があります!
ちなみに機材名「772」というのはボーイング777のことですね。
某日のJAL527便の777は国際線仕様機材であることがわかります!
国際線仕様機材が飛んでいそうな路線
上記の羽田ー札幌が777で国際線仕様機材が使われているところから予測すると、主要路線に搭載している可能性が高そうです。
ひつじが調べてみたところ…
4月1日〜10日の間で主要路線で「国際線仕様機材」が使われていた状況は以下の通りでした。
・羽田ー札幌 → ○
・羽田ー伊丹 → ○
・羽田ー福岡 → ○
・羽田ー那覇 → ○
・伊丹ー札幌 → ✗
・伊丹ー福岡 → ✗
・伊丹ー那覇 → ○
・福岡ー札幌 → ✗
・福岡ー那覇 → ✗※毎日ではありませんし、どの便に使われているかはその日によって違います。
1便でも使われていたら○としています。


国際線仕様機材はどのタイプ?何ができて何ができない?
どのタイプの国際線機材なのか?
では今回ヒットした国際線仕様機材がどのようなタイプか見ていきましょう〜!
先程のWEB上の空席照会から「国際線仕様機材」と書いてある上の「772」が機材を表していてクリックができます。
まずは国内線の機材が表示されます。今回はこの機材ではありません!

ページを下にスクロールすると国際線機材が出てきます。
777-200のW63/W64という機材です!
今回の国際線機材は、この機材を使います!
ビジネスクラスのJAL SKY SUITE IIIがクラスJとして26席、エコノミークラスが普通席として286席です!
国際線機材だと何がどう違うのか?


こんなのです!!!
https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/service/business/seat/skysuite3.html

限られた空間を最大限に活かすためにつくられたシートで、リクライニングはフルフラットになります。17インチの座席モニターがついていますが、国内線では国際線のプログラムを見ることはできません。


W63/W64のエコノミークラスは国際線エコノミークラスの旧タイプのシートを使っているため、よくCMで謳われているJAL SKY WIDERの新シートではありません。




もしかしたら国際線プレミアムエコノミー席に普通席運賃で乗れてしまうかもしれない件
ちなみに777-200の国際線機材はもう1種類あります。777-200のW61です。
もしこちらの機材で運航される場合は、ビジネスクラスのJAL SKY SUITE IIIがクラスJとして42席、プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスが普通席として40+154=194席になります!


普通席はさらに座席番号が17番〜21番のシートであればプレミアムエコノミー席に乗ることができちゃいます!
ちなみに、空席照会の段階ではW63/64なのかW61か、わかりません。
実際に予約を進めていって座席指定の段階のシート配列で読み解くことが可能です。
W63/64の方がW61より総座席数が多いので、W61はあまり積極的に使われていないようです。
さいごに
いかがだったでしょうか?
最後にまとめです。
ポイント
・WEBの空席照会で「国際線仕様機材」と表記があるかどうかチェック
・クラスJ料金でJAL SKY SUITEの国際線ビジネスクラスに乗れる
・普通席は、W63/64なら旧国際線シート、W61ならSKY WIDERの新シート
・W61なら普通席でも国際線プレミアムエコノミーシートに乗れる可能性あり
・W63/64/61のどれかは空席照会ではわからず、座席指定の段階で判別できる
この機会にぜひクラスJでSKY SUITE IIIを体験してみたいですね!
★この情報は3月26日時点のものです。最新情報は必ずJALの公式ホームページでご確認ください。