旅行や飛行機搭乗時から考えるサマータイムのメリットデメリット

[st-kaiwa2]今年もアメリカでサマータイムがはじまったね!でも日本ではまったく議論されなくなってしまったねぇ。。[/st-kaiwa2] [st-kaiwa1 r]日本でもオリンピックを機に導入するという議論があったけど、、それどころじゃなくなってしまったね[/st-kaiwa1] [st-kaiwa2]サマータイムって飛行機に乗って移動するときは行った先ではどんなことに注意しないといけないのかな?[/st-kaiwa2] [st-kaiwa1 r]飛行機で行った先での注意点とサマータイム制の現状について解説してみようと思うよ![/st-kaiwa1]

サマータイムのメリット・デメリットあれこれ

[st-kaiwa2]ただ単純におひさまが早く登るから時計を早くしてみようってわけではないのかな?早起き苦手なんだよね。。[/st-kaiwa2] [st-kaiwa1 r]半分は正解かな〜でも考えるべきことはそれだけではないんだよね、うしちゃん[/st-kaiwa1]

環境省・経産省がまとめたサマータイム のメリット・デメリット

さてまずは我が日本の環境省・経済産業省がまとめたサマータイムのメリットはこれ

■メリット

・省エネルギー・温室効果ガス削減効果として、年間約50万kL(原油換算)

・ボランティア活動の促進や観光・文化産業の振興

■デメリット

・コンピュータプログラムの変更、航空・鉄道等のダイヤ変更、交通信号機の調整などの手間・コスト増

・残業時間の増加(滋賀県で平成15年に行われたサマータイム試行実験では参加者の約4割が労働時間が増加したと回答)

・時間変更による混乱の可能性

引用元:環境省・経済産業省

主にどんな業界業種が影響を受けるのか

今は最前線のIt産業がとっても大変だよね、システム改修とかそのためだけしないといけないんだけど11月には戻すという作業があるからとても大変だよねーみずほ銀行のシステム改修見ればわかるけど、もうやる前からエンジニア職の人にしわ寄せがいきそう。。

あとはここで取り上げている鉄道や航空の交通インフラや当然テレビ番組だって全部前倒しになるだろうし、工場の生産ラインも早まるとなると大掛かりな社会の変化がありそうでワクワクするかも??

[st-kaiwa1]そう考えるとこれを全て変更しているサマータイムの導入国の国民はこれに全部対応しているということだね![/st-kaiwa1]

飛行機の搭乗、旅行へ行く際にサマータイムに気をつけよう

現代ではスマートフォンやスマートウォッチの普及で自動的に変更されるようになりましたが、その昔は現地の時間を調べてそこからさらにサマータイムを計算して。。みたいなことが行われていたのです。

例えば飛行機のチェックイン、現地でのオプショナルツアーやレストランの予約時間などはこのサマータイムを鑑みて行動しないとなりませんね。

1日1便しか飛ばない国際線での移動など乗り逃すと結構悲惨ですからね。

実はアメリカも全ての州が導入しているわけではない

アメリカの旅行で注意点がアメリカも国内で全ての州が導入しているわけではありません。

ハワイ州とアリゾナ州のおおよそはあまり日照時間が1年を通じて変わらないのでサマータイムは未導入となっており旅行に行く際はチェックですよね。

早く着くのはよくても出て行った先がサマータイムだったりすると1時間早まるので時差も合わせて計算しないといけません。

国内でも東海岸と西海岸とで時差が3時間もあるのでたいへん(^ ^)

EUはサマータイム廃止後に各国で選ぶようになっている

1番ややこしいのがヨーロッパなのです!2021年10月までに廃止とはなっているのですがその後サマータイムの導入は国によって決めていい、しかも廃止にした場合は固定時間を夏時間にするか冬時間にするかも決まっていないという、、この議論も昨今のコロナウィルスによって止まっているとか 笑

あいにく旅行することが今はほとんどないためいいのですが、EU内はシェンゲン協定で自由に動けるけど時間の認識はその国によるって自由でいいですね♪

メリットよりデメリットが多く感じてサマータイムを廃止する国が多い

[st-kaiwa2]そんなにメリットが多いなら日本でも実施すればいいのにねぇ。。??[/st-kaiwa2]

北米やEU諸国オーストラリアの一部は緯度が高く夏は日照時間がとっても長く導入されているわけなのですが、このあたりの国の導入目的は昼間は早く仕事をして夕方の余暇時間を楽しも、それによって消費を促そう、省エネでいこうというところ。

しかし近年ではこの辺はアメリカとヨーロッパの考え方の違いが如実でついに廃止に踏み切ったのがEUヨーロッパ連合です。

EUが2021年で廃止

しかし近年思ったほどの効果が見込めず廃止を決めたのがEUヨーロッパ連合、省エネ効果に乏しく健康への影響が大きいということで廃止に至りました。

現代は電化製品がとても進化して電気に頼る生活になったことも影響しており思ったほどの省エネにはならずむしろ消費電力は増大。

デンマークなどはむしろ再生可能エネルギーに注力していて風力発電などは最前線で進めていますよね。

そして何よりも健康への影響が大きく1時間早めることでサマータイム直後に心臓発作を起こす人が増え、体内時計を調整するために睡眠不足に陥る人が増えてしまったということです。

これによって交通事故の発生などが開始後は著しく増加傾向にありわざわざコストを掛けて社会インフラを1時間早める必要はないのでは?ということです。

実は日本も昔は導入していた??

そう実はここ日本でも第二次世界大戦後にGHQの管理下にあった日本で導入されていたというのはあまり知られていないという事実。。うしちゃん知ってた??

当時すでにアメリカで導入済みだったものをそのまま日本に導入されたのですが3年ほどで廃止。

主な廃止理由は残業が多くなる、健康への影響、そもそも変更を好まない人種といういかにも日本っぽい理由だったようなのです。

今回日本でオリンピックを機に当時の安倍首相が導入をしようか〜みたいな話をしていたのとはちょっと目的が異なるかもしれないですね。

オリンピックを迎えるにあたりサマータイム 導入?

これはサマータイムの本質とはだいぶと異なるんですよね〜熱中症対策で早めに競技をを開始できれば日中のピーク時間に観覧者も居なくなるしいいじゃないか!という短絡的な施策なのです。

まぁもはやオリンピックは開催されても海外からお客さんはほぼ来ないだろうし、そもそも変化を好まない国民性だからサマータイムの導入にはかなり慎重になるものと思われますよね〜オリンピックの開催ありきで場当たり的に議論されていただけなので。。

[st-kaiwa2]えー海外からお客さん来ないってボクの航空株はどうなるのー![/st-kaiwa2] [st-kaiwa1 r]うしちゃん、それは神のみぞ知るだよ♪[/st-kaiwa1]

まとめ

旅行や飛行機に乗って移動をすることにとってとても大きな影響が出るサマータイム制は、消費エネルギーの抑止を目的にしているけど効果が乏しい国は廃止しているし今も導入したり辞めたりしている国もあるのです。

移動先がサマータイム導入国だった場合はそんなことが背景にあるのか〜というふうに思ってもらえればうれしいです。

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