[st-kaiwa1 r]考え方次第だよね![/st-kaiwa1]
[st-kaiwa1 r]広告打って増やしたフォロワーをどうしたいかが大事かな[/st-kaiwa1]
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SNS広告でもフォロワーは増やせる
ひつじはSNS広告を販売している立場からすると、この手の広告主さんはとても多く需要があります。
SNS広告の中でもCPF配信(Cost Per Follow/Fan)という手法で、直接的に広告でフォロワーを増やすための広告配信ができます。
InstagramやTwitterのフォロワーだったりLINEの友だちって、メルマガに近いマーケティングツールなっているから魅力的なんですよね。
今回は森美術館マーケティング担当の洞田貫 晋一朗さんの著書、『シェアする美術』を一部参考にしながら解説して参ります。
フォロワーを獲得した先で何をするか
実はここが1番大事なのですが正直お金を払えばある程度、フォロワーを集めることはできるのです。
しかしその広告で集めたフォロワーへどんな価値やコンテンツを提供するのか、フォロワーたちにどうなって欲しいのか。
あくまでフォロワーを増やすことは目的のための手段でしかないので、
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#f7b0b0″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=””]売上up!ファンの獲得
認知目的[/st-mybox]
などその先の目的設定が大事。
目的を設定せずにただフォロワーを増やしただけとなると、それはさながら釣った魚に餌をやらないといったところ。
そんな環境だったらみんな魚は死んでしまいますよね、SNSならみんなフォロー解除して離脱していきます。
広告で得たフォロワーは広告主との接触する機会が低くなりがちで、離脱していきやすいので注意が必要です。
[st-kaiwa1]目的と手段を間違えないように[/st-kaiwa1]
フォロワーから顧客になってもらう導線を引く
逆にフォローしてもらった後にどうなってもらいたいのか?どんなコンテンツを配信していくのかが決まっているのであれば勝ったも同然。
しっかり潜在顧客から顕在顧客へ育成(ナーチャリング)していくことで、その広告はとても意味のあるものになります。
例えば無料会員獲得を目的にしたCPF配信の広告だったのならこんな感じ。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#f7b0b0″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]1.SNS広告でフォロワー1アカウントあたり300円にて獲得
2.300アカウントのフォロワーを獲得
3.この中から無料会員申し込みが9人発生! [/st-mybox]
つまり33人に1人申し込みが入ったとすると、顧客獲得単価(CPA)は10,000円となるわけです。
当然フォロワーを獲得した段階あとにもしっかりと、無料会員になるメリットや必要性のある記事をしっかりと配信していきましょう!
アカウントの世界観にフォロワーが集まる
あなたは何屋さんでどんな価値を提供してくれるのか?
SNSユーザーはそもそもが広告や宣伝を嫌うもの、どういうコミュニケーションをとるかに尽きます。
あなたは何屋で何をしたいアカウントなのか?
桶屋は桶を作って売るし豆腐屋は豆腐を作って売っています。
この当然といえば当然で当たり前の基本的なことを、淡々と言い方や伝え方を変えて伝え続ける。
これって実際にやってみるとなかなか続かないし、ネタ切れしてしまって困るところ。
例えばシェアする美術の森美術館のアカウントだったらどんなことを伝えているのか?
✓「Chim↑Pom展」開催中!
独創的なアイデアと卓越した行動力で、社会に介入し、私たちの意表を突く数々のプロジェクトを手掛けてきたChim↑Pomの最大の回顧展です。
代表作と本展のための新作計約150点をご紹介。🕙連休中も22:00まで開館!(最終入館 21:30)https://t.co/EYxuqXVzZZ#ChimPom展 pic.twitter.com/grhnA7Eh63
— 森美術館 Mori Art Museum (@mori_art_museum) March 20, 2022
〇〇の展示を何時までやってますよ〜という基本的なことを、淡々と川に短冊を流すかのごとく淡々と…
フォロワーのみなさんってこれを伝えないと実際のところ何屋なの?となるわけでエモいプロフィール書かれてもわかりません 笑
ペルソナを決めて配信しましょう
ペルソナとは自社のお客様の典型的な架空のユーザー像のこと。
このペルソナ像の人がいかにその商品を好きになってくれるか?ファンになってくれるかの判断材料です。
例えば有名なところでいくとSoup Stock TOKYOの『秋野 つゆ』さんのペルソナ像はこんな感じ。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#f7b0b0″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=””]・37歳女性
・都内在住。駅チカまたは高級住宅街が行動範囲
・独身または共働きで経済的に余裕がある
・都心で働くバリバリのキャリアウーマン
・人のことはあまり気にしない
・社交性があるが、自分の時間を大切にする
・個性的でこだわりがある
・シンプルでセンスの良いものを追求する
・装飾的なものより機能的なものを好む
・フォアグラよりレバ焼きが好き
・プールでは平泳ぎではなくクロールで豪快に泳ぐ[/st-mybox]
Soup Stock TOKYOの場合はこの商品は「秋野 つゆさんだったら好きになってくれるか?」を前提に商品開発をするそうです。
あなたのアカウントもどんなペルソナ像にコミュニケーションをとっていくか、あなたの立てたペルソナはそれで喜ぶのか?
投稿内容が大事
ではどんな内容を投稿していくのか?実際に投稿も大事なんですがご覧のとおりここまで見たように段取りが大事。
ただただ投稿しても何のためのコミュニケーションなのかが決まっていないとなりません。
基本な情報を淡々と流してあげましょう
上述の通りですがシェアする美術にはこう書かれていましたよ〜、とても意外だなぁと思いました。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#f7b0b0″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
1.毎日
2.些細な情報をあげていくこと
これが1番大事なことであって基本中の基本なので、愚直に継続していくことなんだと思います。
特に派手さであったり華やかなものが必要かと言うと、そういうわけではなくて何をどのように提供しているか。
何をいつまでどのように提供しているのか?売るのではなくお伝えすると言うところがポイント。
【本日火曜は17:00まで】
森美術館「Chim↑Pom展:ハッピースプリング」は、本日は17:00までとなります。(最終入館 16:30)https://t.co/fYxJdMnTtF✨森美術館は新型コロナウイルスの感染予防および拡散防止を徹底しています。#ChimPom展 #ChimPom #森美術館 pic.twitter.com/gvPgsoDh07
— 森美術館 Mori Art Museum (@mori_art_museum) March 22, 2022
森美術館のTwitterアカウントはこんな感じのツイートが1日に数回流れてくるので、この地味に見えて愚直な運用がとても大切。
別にバズる必要ってない
これはひつじ自身もよく味わうのですがこれは!という投稿こそ全く伸びない傾向にあります。
[st-kaiwa2]そういう投稿ってユーザーからは狙ってるな?と見抜かれちゃうよね[/st-kaiwa2]
SNSは双方向のコミュニケーションツールなので、どのように共感を呼ぶか?感情や温度感が伝わるものがとても反応がいいもの。
判断軸としてはエンゲージメント率という指標で見ることが一般的で、どういう投稿が反応がよくてユーザーの目に触れたかを見ましょう。
[st-kaiwa1]意外なものがいい数値を叩きだすことがほとんどですよ[/st-kaiwa1]
工数が取れるか考えたほうがいい
そしてSNSの広告にしてもアカウントにしても運用にはとにかく工数が掛かります。
この辺りを全部丸投げして広告代理店などにパスしてしまうのって、ひつじは違うと思っています。
なぜならその企業や個人の温度感がユーザーへ伝わるかどうか、共感を呼ぶような思いが伝えられるか。
またその業務の『現場を知っている人』がよいでしょうと著者も言っており、外注に頼ってもいい結果は得られづらいかなと言えます。
現場に立ったことがある方ならお客様の温度感を知っており、どのように伝えるべきか知っているからに他なりませんね。
[st-kaiwa2]よっぽど優秀な代理店さんに任せたら上手くいくのかな?[/st-kaiwa2]
誰に向けて配信するかがポイント
どこの誰にフォロワーになってほしいのか?ペルソナとなりうるユーザーはどうやって探すのか。
ただただ配信しても仕方ないのでしっかりとターゲットを絞っていきましょうね。
既存ユーザーに似た人へ配信するのがおすすめ
ペルソナに近い人はいったいどこにいるのか?それは自社の既存ユーザーであることは間違いないですよね。
既存のユーザー情報を元ソースとして媒体にアップロードし、既存ユーザーと似た行動をとるユーザーを探す。
媒体によってテイラード配信・類似オーディエンス配信といった呼び方でだいたいどこでも存在します。
メリットは自社の既存ユーザーと似た行動をとる人をに向けて、配信することによってターゲットを細かくしぼり込めること。
質の高いフォロワーを得たい場合は使うことをおすすめしますよ。
[st-kaiwa1]幅広く数優先で集めるのならあえて使わない手もあるよ[/st-kaiwa1]
デモグラフィック配信でやるのはその次?
性別、年齢、地域、職業等の人口統計学的な属性の総称のことをデモグラフィックデータと言います。
マーケティングの観点から本来は大事なデータなのですが、Webマーケティングというカテゴリーでは段階的に使うべき。
前述の通りでWeb広告は細かくターゲットを絞り込めるので、よりマクロな数値は後で潜在層を掘り起こす際に使うべき。
ある程度顕在ユーザーに行き渡ったかな?というところで切り替えて使う配信手法と言えます。
Facebook,Instagramは非推奨の配信手法
Facebook,Instagramは同じ運営会社のMeta(旧Facebook)が運営しており、直接的にフォロワーを増やすための配信メニューは存在しません。
なぜなら投稿に対する「いいね!」、コメント、シェア、その他のリアクションを行うようユーザーを誘導することを認めておりません。
これを『エンゲージメントベイト』と言って迷惑行為と位置付けしており、投稿時の表示順位が下げられたり最悪アカウントの凍結も。
機械学習によって判断されておりユーザーが迷惑と思うような投稿を、自動的に検出しているので気をつけましょう!
Facebookでエンゲージメントベイトを投稿しないようにする方法
まとめ
今回はSNS広告でフォロワーは増やせるのか?についてお話をしてきました。
結論!SNS広告でフォロワーを増やすことは可能で、出稿前に段取りを決めておくこと。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#f7b0b0″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- フォロワー獲得後の絵を描いておくこと
- 必要性を伝えるコンテナンツを作って配信する
そしてアカウントの世界観を決めておくことで継続的にファンになってもらうこと。
[st-mybox title=”” fontawesome=”” color=”#f7b0b0″ bordercolor=”#f3f3f3″ bgcolor=”#f3f3f3″ borderwidth=”0″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]
- 何屋さんなのか?
- ペルソナはどんな人か
やはり広告で獲得したフォロワーさんは離脱率が高いことは否めないので、よりしっかりと段取りはしておくべきですよね。
逆にしっかりと決めて臨むことができるのなら、とても有効な手段と言えますよ!
よかったら合わせて結局のところWebマーケティングって、かんたんに言うとどういうこと?の記事でもどうぞー♪