発売開始!ジャルパック南紀白浜マリオットホテルのワーケーションデビュープラン。でも微妙だった。

先日ジャルパックの新ワーケーションプランについて概要を検証した記事を投稿しました。

ジャルパック南紀白浜マリオットホテルのワーケーションデビュープランを分析してみた

 

今回は発売後の価格感がどんな具合であったかをお伝えしたいと思います!

 

ワーケーションデビュープランの内容を徹底検証

 

結論から言うと、ワーケーションデビュープランにメリットを感じませんでした
その理由をお伝えします。

 

ワーケーションデビュープランのおさらい

先日の記事で記載したとおり、当該プランの特典は以下のとおりです。

 

アドベンチャーワールドの入園券かホテルのラウンジアクセス権が選択できる

 

アドベンチャーワールドであれば大人入園料4,800円込のバリューがついてきます。

 

前回の記事で「ラウンジは宿泊者なら誰でも無料で使える」と記載しましたが、当該プランの指すラウンジとはそのラウンジのことではなく、マリオットエリート会員のみが利用できるラウンジを特別に使用することができるとのことでした!(軽食やドリンクもフリー)

 

[st-kaiwa2]始めの発表ではわかりにくかったけど、通常のラウンジとは差別化された内容だったんだね。[/st-kaiwa2]

 

 

通常プランとの価格比較

前提条件:4月17日(土)出発の2泊3日で2名利用
飛行機:往路朝便、復路夕方便
ホテル:ワーケーションデビュープランのある「南紀白浜マリオットホテル」

 

以下、検証結果です。
いずれもフライトや宿泊条件、人数は同じ設定で、大人1人あたりの価格比較です。

 

①最安値は通常のJALプランでタイムセールの75,600円

 

②ラウンジアクセス権付きワーケーションプランは83,400円(最安値+7,800円)

 

②アドベンチャーワールド入園券付きワーケーションプランは89,200円(最安値+13,600円、ラウンジアクセス権プラン+5,800円)

 

同じフライト、同じ部屋を設定しているのにこの価格差はどう評価すればいいでしょうか?

 

結論、通常プランで良し。

通常プランで予約をしてももともと宿泊者が使えるラウンジがありますし、差額の7,800円を払ってまでエリート会員限定のラウンジを使うメリットは感じません。

 

アドベンチャーワールド券付きも、通常プランを予約して自分で4,800円を出して入園券を買った方が安いです。

 

同じワーケーションプランで、ラウンジアクセス券よりもアドベンチャーワールド入園券付きのほうが5,800円高いのはナゼでしょうか?入園券は4,800円のはずですし、純粋にチケット代金分高くなっているなら(むしろそれ以上高くなっているなら)、わざわざアドベンチャーワールド券付きにする必要はないです。

 

ジャルパックワーケーションデビュープランの設定条件を詳細確認してみた

 

先日ひつじが検証したい気になる点は以下の通りでした。

 

・白浜空港ではなく、関空・伊丹空港利用でも設定があるかどうか?
・羽田乗り継ぎプランの設定があるかどうか?

 

この2点について検証結果を報告いたします。

 

 

白浜空港ではなく、関空・伊丹空港利用でも設定があるかどうか?

 

答え:関空・伊丹空港着便でも白浜のワーケーションデビュープランは使える

 

JALのダイナミックパッケージフライト・宿泊それぞれをカスタマイズして変更ができるので、空港が関空・伊丹であっても宿泊施設を和歌山県に設定すれば当該プランの利用は可能です。

 

羽田乗り継ぎプランの設定があるかどうか?

 

答え:羽田乗り継ぎでも白浜のワーケーションデビュープランは使える

 

例えば、札幌→羽田→白浜と乗り継ぐ場合がこれにあたります。
ダイナミックパッケージで出発地札幌、到着地白浜を選べば自動的に乗り継ぎを探してきてくれるのでホテルの選択幅に影響しません。

 

さいごに

 

いかがだったでしょうか?ひつじ的には今回の白浜ワーケーションデビュープランはあまりメリットを感じない内容でしたね。

 

ワーケーションと謳うことで、JALやホテルがそういった分野の取り組みもしているんですよというアピールになっているかもしれませんが、使う側のメリットはどこにあるのだろう?と考えてしまいました。

 

ワーケーションプランであれば、例えば延長コードが室内に予め用意されているだとか、遠隔会議用の個室(小会議室)がおトクに使えるとか、ルーム内の飲食系のアメニティが充実しているだとか、その辺のサービスがあれば嬉しいのにな、と言う感じです。

 

JALのワーケーションの取り組みにはひつじも期待しているので、ワーケーションウォッシュのようにならないことを祈っています!

 

 

 

 

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